日本学術会議の会員の任命をめぐり、加藤官房長官は閣議のあとの記者会見で、最終的に菅総理大臣が決裁したとしたうえで、菅総理大臣が、一人一人チェックしていくのではなく、考え方を共有し、事務方に任せて処理する通常のやり方だったと説明しました。 そのうえで「一人一人の任命を菅総理大臣がチェックしていくわけではなく、考え方を共有し、事務方に任せて処理をしていく。本件にかかわらず、そうした対応をしていて、通常のやり方にのっとって作業が進められた」と説明しました。 また、記者団が「菅総理大臣以外の人が任命の判断をした可能性はないのか」と質問したのに対し、「個々のやり取りは、人事に関することで、誰が、何をということは、これまでも差し控えている。一般論として申し上げれば、事務の官房副長官は、官邸における総合調整の役割を果たしている」と述べました。 日本学術会議の会員候補6人が任命されなかったことをめぐり、加