以前、メキシコシティのコヨアカン地区を歩いていたら見つけた、奇妙なフォルクスワーゲンのバン。 近づいてみたら、なんとBOTELLITA DE JEREZ(ボテジータ・デ・ヘレス)のバンじゃないですか!! ボテジータ・デ・ヘレスのホームページ↑ ボテジータ・デ・ヘレスとは、80年代に、メキシコの庶民文化を全面的にアピールして、一世を風靡したヘナチョコ ロックグループ。自らのサウンドをGUACAROCK(ワカモレ的なロック??)と呼び、そのメンバーの髪型からも察していただければわかるとおり、ダサイ。しかしそのダサさ通り越しての美学を追究したところから、伝説的なグループとして知られています。 彼らの名言というかキャッチコピーは『NACO ES CHIDO』(ダサいのはクール)。 このNACOという言葉は、メキシコのスラングで、ダサいとか、あか抜けてないみたいな意味があります。でも、その奥にある語
エルサルバドルのギャング団 MARA SALVATRUCHA( LA MS-13)と PANDILLA DE LA CALLE 18(LA 18) のメンバーを被写体にした写真展 『MARAS』が メキシコシティで行われています。 スペインの写真家ISABEL MUÑOZが 監獄に収容されている若者たちを 撮影しています。 美しいという言葉がふさわしいのか どうかわかりませんが、 モノクロで撮影された ギャングの若者たちのタトゥーは 芸術的にも見えます。 でもその裏に、暴力、死、恐怖、深い悲しみ といった闇の部分があるのです。 とくに「母の日」に 監獄を訪れた母、妻、恋人、子供達と 彼らの記念スナップには胸が痛みました。 スナップ写真はカラーで撮影されていて いっそう現実的というか、 ギャングという立場ではなく、個人としての やわらかな彼らの表情を捉えていて、それがなおさら 悲壮感を漂わせ
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