「父と兄と全国を旅していた。メキシコ中の町へ行き レースに出場した。レース後は車で帰宅。時には10時間もかけてね。学校の制服を着たままで車内で寝た。月曜の朝は僕を学校へ直接送り届けた。おかしかったね」 「兄は英国のF4でレースをしていた。欧州の競争レベルを見て、F1の夢を叶えたいなら 欧州へ行かなければならないと悟った」 「それにはもちろん資金が要る。当時スポンサーのカルロス・スリムは欧州行きに反対していた。僕が若すぎると言ってね」 セルジオ・ペレスは、ヨーロッパでレースをするためにBMWのサイトでチームの連絡先を調べて、連絡を取ったが、高額の電話代請求が来て両親に怒られたと振り返る。 「そこでBMWのサイトを調べると全チームの連絡先が載っていた。すべてのチームにメールを送り、説得して起用させようとした。僕はいいレーサーだったからね」 「時差のせいで 早朝3~4時に起きなきゃならなかった。
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