自宅にいながらにして、世界の街角の様子を見られるグーグルの「ストリートビュー」。この仕組みで、東日本大震災の記録が見られるのをご存じだろうか。グーグルが実施する、東日本大震災のデジタルアーカイブに関する取り組みの一環だ。主導するのは、自らも東北・仙台出身の河合敬一氏(写真1)。米国本社で「Googleマップ」のストリートビューを統括している。 この河合氏に2014年12月末、東北の大学生が突撃取材を行った。震災復興の現状からグーグルで求められる人材像にまで話が及んだ。東北の大学生だからこそ引き出せた話題の数々に、横で聞いているだけの記者も思わず引き込まれた。ここで、その取材の様子を紹介したい。 米国から故郷・東北を支援 取材に臨んだのは、岩手大学で学ぶ7人の学生(写真2)。大学生活協同組合と日経パソコンによるプレゼンテーションコンテスト「日経パソコンカップ」第2回の決勝大会で、大賞に輝いた
外出時にはもはや無くてはならない存在となったグーグルマップ。しかしその誕生は2005年と、またサービス開始から10年も経過していない。紙の地図を一掃しそうなこの大ヒットサービスは、どのように進化を遂げてきたのか? Googleの河合敬一氏がその歴史をひも解いた。 紙からオンラインへ、グーグルマップが果たした地図の革命 河合敬一氏(以下、河合):ご紹介をいただきました河合でございます。これまでのお三方からは、どちらかというと、大きなコンピューティングがどう変化しているのか、そしてそれがどのようなプラットフォーム、あるいはそのインフラストラクチャーのところでどんな変化が起きているのか、そういうようなお話しがあったかと思います。 私からは、それが実際どんなことに使えて、そしてそれが皆さまのビジネスをどんなふうにお手伝いをできるのか、という少し身近な話をさせていただければなと思います。私は普段、グ
任天堂が2016年中にサービスを開始するスマホゲーム「Pokemon GO」が注目を集めている。2016年3月29日に限定ユーザーだけに公開されたフィールドテストが始まった。共同開発を担当するのが、位置情報ゲーム「Ingress」を手掛ける米ナイアンティックだ。同社は米グーグルから独立して設立された企業。アジア地域のマーケティングを統括する須賀健人氏(写真)に事業戦略を聞いた。 フィールドテストが始まった「Pokemon GO」が話題です。 Pokemon GO(画面1)は、ユーザーが現実世界を移動することによってゲーム内でポケットモンスターを集めたり、ユーザー同士でバトルしたりするゲームです。当社の「Ingress」という位置情報ゲームをベースに開発を進めています。現在開発中ですが、非常に素晴らしいゲームになると思っています。 Ingressとポケットモンスターというゲームはとても親和性
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