関西空港で働く従業員などで、はしかの感染が相次いでいることを受けて、大阪府は、7日緊急の対策会議を開き、今後、予防接種を受けるよう推奨していくことを確認しました。 こうした事態を受けて、大阪府は7日、緊急の対策会議を開き、関西2府4県の感染症対策の担当者などおよそ80人が出席しました。 はじめに大阪府医療対策課の柴田敏之課長が、「1日も早い終息を目指しているので、協力をお願いしたい」と呼びかけました。 そして、国立感染症研究所の担当者が、この数年、日本では患者が減っているものの、海外からウイルスが持ち込まれる場合があることや、感染力が非常に強く、1人でも患者が見つかれば、すみやかな情報提供が必要なことなどを説明しました。 大阪府の担当者は、はしかの予防接種を受ける機会が少なかったとされる20代から30代の人たちで感染が多いことを指摘し、今後、予防接種を受けるよう推奨していくことを確認しまし