Niantic, Inc.のアジア統括本部長、川島優志(かわしま まさし)。Google在籍時に「ホリデーロゴ」を描いた初の日本人であり、Niantic, Inc.へ移籍後はARを活用した位置情報ゲーム「Ingress」の開発に携わり、文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で大賞を受賞。 「Ingress」のシステムを一部利用した「ポケモン GO」はピークが落ち着いた現在でも月間アクティブユーザー数が世界で6500万人以上を超える大ヒットになっている。「Ingress」や「ポケモン GO」における「ゲームで人の生活を変える」体験はどうやってデザインされているのか?世界に通用する仕事術を川島氏に聞いた。 ----川島さんは過去にGoogle、現在はNiantic, Inc.にてデザイナーとして活動されていますが、クリエイターになったきっかけからお伺いできればと。 川島:母が時計デザイ