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ブックマーク / honeshabri.hatenablog.com (6)

  • 最初の一歩を踏み出すという汎用的な技術 - 本しゃぶり

    新しいことを始めるのは難しい。 特に最初の一歩を踏み出すことが。 それは技法を知らないためだ。 独学大全のジレンマ ようやく『独学大全』を読み進めている。 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 作者:読書猿ダイヤモンド社Amazon 発売してから連日のようにおすすめツイートが流れ*1、2020年みんながオススメしたスゴでも堂々たる1位に輝いただけはあって、確かに良いだ。前著『アイデア大全』『問題解決大全』も読んでいたので、評判だけということはないだろうと思っていたが、読み始めてみたら前2冊より面白い。もうちょっと早く読み始めても良かったな、というのが正直なところだ。 なぜ高い評判を得ているのに、俺は手を出すのが遅れたのか。それは「厚さ」のせいである。ソフトカバー版は788ページ*2、紹介文で「独学の百科事典」と謳うだけのことはある。しかも『独学大全』は実

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    nstrkd 2021/02/16
  • 女性は数学が苦手という「結果」に対して試験をどうするか - 本しゃぶり

    ステレオタイプに負けじと頑張る人は立派だ。 しかし意識することが、逆にステレオタイプ的結果を生じさせることがある。 試験を実施するには、この問題を考えなくてはいけない。 2020/12/01 追記 記事は『ステレオタイプの科学』というを参考に書いたが、最近の研究では再現性があまり無いとのこと。それを念頭において読んでもらいたい。 この邦訳の原書は、10年以上前(心理学の再現性の危機が議論される前)に出たもので、最近の研究では、元になった実験の再現性はあまりないと言われています。https://t.co/RKmwQXfLZm— 'Yuki’ Kamitani (@ykamit) August 28, 2020 "Stereotype threat" is such a weak research program with findings that don't replicate in

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    nstrkd 2020/11/30
  • 【2017年版】定量的に興奮する映画ランキング - 本しゃぶり

    個人による映画ランキングは数あるが、その順位の付け方に明確な根拠があるものは少ない。 多くの人は雰囲気でランキングをやっているのである。 俺は根拠に心拍数を用いることで、定量的にランキングを作成した。 対象作品 俺が今年に映画館で観た16作品。以下観賞順。 『メッセージ』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』 『パワーレンジャー』 『トランスフォーマー/最後の騎士王』 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』 『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング/宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』 『スパイダーマン:ホームカミング』 『ワンダーウーマン』 『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 『GODZILLA 怪獣惑星』 『ジャスティス・リー

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  • 「俺、社会人に向いていないかも」と思ったらこの本を読め - 本しゃぶり

    向いていないと思うならつべこべ言わず、これから紹介するを読め。行動するのはそれからだ。 この記事は五月病への処方箋である。 五月病に備えて 今週のお題「ゴールデンウィーク2016」である。ゴールデンウィークと聞いて真っ先に思いつくのは、もちろん五月病だ。俺のように二手三手先を読む者ならば、まず連休が終わった時のことを考える。五月病について書くのは自然の流れだろう。 このブログは名前の通り読書ブログである。であれば五月病への対処も当然読書によって行う。これから紹介する5冊はどれも面白く、五月病の様々なパターンに対応できる。まずはこの記事を読み、次に紹介したを読めば、あなたは安心して残りの連休を楽しめるだろう。 誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論 作者:D. A. ノーマン新曜社Amazon 自分がこの仕事に向いて

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    nstrkd 2017/03/13
  • 俺が2016年に読んだ本の中から、このブログの読者が読むべき5選 - 本しゃぶり

    このブログを読んでいるということは、どこか俺と波長が合うということだろう。 ならばこれから紹介するを読むべきだ。 2016年に読んだの中から 12月も半ばを過ぎたので、例年通り俺が今年読んだ中からお薦めのを紹介する。 ギリシア人の物語I 民主政のはじまり ギリシア人の物語I 民主政のはじまり 作者:塩野七生新潮社Amazon 「テミストクレス? ああ『300』の続編の主人公ね」なんて認識しかない人はこれを読め。スパルタのレオニダスが戦闘に長けた人物ならば、こちらは戦略の人である。なにしろマラトンの戦いで勝利したアテナイが歓喜に沸く中、ただ一人テミストクレスはペルシアが再び攻めてくることを予期し、そのための準備を始めたのだから。 『ローマ人の物語』の塩野七生が書いているだけあって、聞き慣れない名前が多くてもスムーズに読めるのはさすがと言うべきか。『ヒストリエ』をきっかけにヘロドトスの『

    俺が2016年に読んだ本の中から、このブログの読者が読むべき5選 - 本しゃぶり
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    nstrkd 2016/12/23
  • 豊かな生活を求めた結果にゃんぱすー / “里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く” - 本しゃぶり

    [asin:4041105129:detail] 都市ではなく、里山のある田舎に住む者が賢いという時代が来ているのかもしれない。 のんのんびより 1 (MFコミックス)より このは現在の日を支配している都市的な考え方 = マネー資主義だけに頼るのではなく、田舎的考え方である「里山資主義」を取り入れることが人々の生活を豊かにし、更にはエネルギー問題の解決にも繋がるのではないかと主張している。 なぜ「里山資主義」とやらで豊かになれるのか。これを理解するには、終了時に多くの難民を産んだと言われる『のんのんびより』を見ればわかるだろう。その描写の素晴らしさは二期が決まっただけのことはある。 都市とマネー資主義の問題 切れたら終わり 田舎の良さを語る前に、まず都市の問題からこのは始める。田舎より都市のほうが効率的で優れているはずだ。人々を一箇所に集めることで無駄な移動を減らし、一つ

    豊かな生活を求めた結果にゃんぱすー / “里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く” - 本しゃぶり
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    nstrkd 2014/04/08
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