米連邦最高裁判所前でLGBTら性的少数者支持を象徴するレインボーフラッグを掲げる男性=4月28日(写真:Ted Eytan) 米連邦最高裁判所は26日、同性婚を合憲とし、州法で禁じることを違憲とする判決を下した。これにより、州によって判断が分かれていた同性婚が全米50州で認められることになる。 米国でこれまでに同性婚を認めているのは37州と首都ワシントン。連邦最高裁は今回、同性婚を禁じているオハイオ、ミシガン、ケンタッキー、テネシーの4州の州法の合憲性を審理し、判事9人のうち5人が合憲と判断した。 判決を受け、バラク・オバマ米大統領はツイッターで、「平等へ向けたわれわれの行進において、今日は大きな一歩だ。他の人々と同じように、ゲイとレズビアンのカップルは結婚する権利を持つことができた」と歓迎するコメントを投稿した。 一方、米最大のプロテスタント教派で保守的な南部バプテスト連盟(SBC)は、