「ガーディアン」紙の電子版は6月5日付で、日本の衆議院で児童ポルノ禁止法改正案が可決されたことを受けて、日本における児童ポルノ規制の後進ぶりを伝える記事を掲載した。 同紙は、現時点における日本は、児童に対する性犯罪を描いた動画や写真を所持することが法的に許される「先進7カ国の中で唯一の国」であると説明。また児童ポルノにおいては「世界最大市場の一つ」であると紹介している。また「東京では児童に関連した性的描写を見つけるのは難しいことではない」と伝え、その一例として「肌を露出した女子学生を描いた漫画のページをめくる男性を電車内で時折見かける」と述べている。 さらに、今年5月には東京都が「日本のポルノで人気を集めるジャンル」である近親相姦を描いた漫画を青少年に対して販売することを禁じる考えを発表したと紹介。2020年の東京五輪開催に向けての準備の一環として、成人向け漫画を目立たないように陳列するよ