株式と債券、現金の比率はどのように考えるのか キャッシュポジション(cash position)とは、現金比率のことです。株式に対して現金はどの程度の比率が好ましいのでしょうか。よく言われるのは以下の式です。 100-年齢=投資の% ということです。しかし、多くの個人投資家はもっと多くの比率を投資に回しているでしょう。特に株式投資歴の長い投資家ほどリスクバランスも経験的に分かっています。ですから、あくまで参考程度の数字でしょうね。 現金部分を債券で考えるとさらに比率が上がることになります。いくつか例を挙げてみたいと思います。 株式と債券の比率をどう考えていくのか 株式と債券の比率を例にとってみましょう。このポジションの持ち方も様々あります。長期債と短期債でも異なります。けれど、ここでは一般的なディフェンシブな短期債メインの比率として考えてみたいと思います。 ベンジャミン・グレアム氏の株式: