チーム営業には会議力が欠かせない トップ営業の個人技に頼るのではなく、チーム営業をすべき 営業部門、サービス部門、マーケティング部門が連携して提案をすべき 個人でなく、会社全体で提案活動をすべき このようなチーム営業を求める声が聞こえるようになって久しい。その結果、どうなっているかというと……会議が増えているのだ。 こんな声をよく聞く。 会議にやたらと時間をとられる 目的が不明なダラダラとした会議が多い 何が決まったのかわからない会議がよくある こんな状態では、チーム営業どころではない。 これまでの本連載では、良い提案には顧客との良い対話が大事であることを話してきた。ところが、社内会議が無駄に多かったり長かったりすると、顧客との対話の時間がなくなり、良い対話どころではなくなるという本末転倒なことが起こっている。 では、会議をなくせばいいのか? そうではない。会議の質を変える必要があるのだ。