ESETスマーホームリサーチチームは、初代Amazon Echoと、第8世代のKindleに、Wi-Fiの通信を傍受可能にする脆弱性「KRACK」が存在することを発表した。 この脆弱性を含むデバイスの数は数百万台規模に達したという。 ■KRACKとは? 今回発見されたKRACK(Key Reinstallation AttaCK)とは、Wi-Fi ネットワークの保護に利用される暗号化プロトコル WPA2に存在する脆弱性で有り、2017年にセキュリティ研究者、Mathy Vanhoef 氏によって発見された。殆どのWi-Fiデバイスに影響を与える本脆弱性は、当時大きな話題を集めた。 KRACKの脆弱性を利用されると、攻撃者はWi-Fi通信を傍受することが可能になるため、Wi-Fiネットワークを通じて送信されるクレジットカード番号やパスワード、電子メールといった情報を盗難することが可能になる。
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