防衛省は3日午前、北朝鮮から多数のミサイルが日本海の方向に発射されたと発表しました。このうち1発は日本の上空を通過したとしてJアラート=全国瞬時警報システムなどで情報が発表されましたが、実際には日本列島を越えなかったとして訂正しています。 岸田総理大臣は3日午前10時前、記者団に対し、北朝鮮が発射したミサイルのうち1発は、ICBM=大陸間弾道ミサイルの可能性があると明らかにしました。 防衛省によりますと、3日午前7時40分前後に北朝鮮から多数のミサイルが日本海の方向に発射されたということです。 このうち1つは高度が2000キロ程度、飛行距離がおよそ750キロで、日本海に落下し、中長距離弾道ミサイルとみられるということです。 また、このミサイルとは別に午前7時40分ごろ北朝鮮西岸から発射されたミサイルは、日本列島を越えて飛行する可能性があることを探知したためJアラートなどで公表したものの実際