ブックマーク / newswitch.jp (8)

  • 国立大、法人化で競争力低下…学術統治が節目を迎えている ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    多様な声を運営に反映 学術のガバナンス(統治)が節目を迎えている。国立大学の法人化から20年がたち、各種調査が示す改革の成果は芳しくない。競争原理と政策誘導で大学の経営を導いてきたが、多様なステークホルダー(利害関係者)と重要業績評価指標(KPI)に囲まれて身動きが取れなくなりつつある。学長の強権化に伴う副作用を指摘する声も上がる。法改正で規模の大きな大学では法人運営を監督する運営方針会議が設置される。これに類する仕組みが日学術会議にも適用されようとしている。大学と国立研究開発法人などの役割分担を再考する時期にきている。(2回連載) 「ほとんど効果がないか、あってもわずか。いくつかの政策は負の効果を及ぼしている」―。鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長は指摘する。国立大法人化などの影響を分析した。対象とした政策は四つ。2004年までの国家公務員総定員法と大学院重点化、04年からの国立大法人化、

    国立大、法人化で競争力低下…学術統治が節目を迎えている ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2024/06/11
    弱らせた経営者側(理事会)とか、責任取らないんよなあ。ほとんど仕事せずに給料もらうだけ。
  • 国立大法人化による負の影響最大…鈴鹿医療科学大が可視化した「研究力低下」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長は、国立大学法人化や新医師臨床研修制度などの科学技術政策による研究力低下を可視化した。経済学などで使われる自然実験という観察研究手法を用いて、政策の対象群と非対象群の大学を比較した。すると国立大学法人化による負の影響が最大となった。研究力を引き下げている可能性がある。 2004年の国家公務員総定員法と大学院重点化に加え、国立大法人化、新医師臨床研修制度の導入、06年の薬学部6年制の導入の4政策の影響を検証した。この前提に04年ごろから日の研究論文の質と量を掛け合わせた研究力指標が低下しており、その背景には研究者の正味の研究時間と研究者数が減少していることがある。 4政策の対象となっていない早稲田大学などの私立で医学部や薬学部のない総合大学15校と、政策対象となった国立大学を比較した。すると00年から21年で非対象群の私大は1・3倍ほど研究力が伸びているのに対

    国立大法人化による負の影響最大…鈴鹿医療科学大が可視化した「研究力低下」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2024/05/13
    あの当時、公務員数削減圧力があって、国立教員数を法人化することで帳尻を合わせたが、天下りポストが増えた。郵政民営化の時も、郵貯の枠内だった財政投融資が無制限に。行政改革は常に焼け太りになる。
  • 量子コンピューター超えの計算能力…東京理科大が開発した「LSIシステム」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東京理科大学の河原尊之教授らの研究チームは、回路線幅22ナノメートル(ナノは10億分の1)の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)を使い、現在の量子コンピューターを超える計算能力を持つ大規模集積回路(LSI)システムを開発した。創薬や材料開発などに生かせる「組み合わせ最適化問題」を低消費電力かつ高速に解く。複数のチップを並列動作させることで機能を拡張し、大型の設備が必要なクラウドサービスを使わずに大規模な計算を可能にする。 河原教授らが開発したのは、複数のLSIチップをつないで機能を拡張できるスケーラブルな全結合型の「イジングLSIシステム」。これまで1チップ内に収まっていた演算機能を、複数の汎用CMOSに分けて接続することで拡張可能なことを実機で実証した。 22ナノCMOSで作製した演算LSIチップ36個と制御用FPGA(演算回路が自由に書き換えられる半導体)1個を搭載。現状のゲート方式の量

    量子コンピューター超えの計算能力…東京理科大が開発した「LSIシステム」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2023/11/26
    ぜんぜんわからないけど、なんか嬉しい。がんばれ。
  • 日本「トップ10%論文」13位に下降…NISTEP調査に見る学術生態系の秩序の変化 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の調査で、日は質の高い論文ランキングで13位に下降し、イランに抜かれたことが分かった。そのイランの論文を分析すると欧米諸国に属しない学術生態系を発見した。さらに中国研究者が中国国内で論文を引用し合い被引用数を高めている構造を明らかにした。欧米諸国がけん引してきた学術生態系の秩序が変化している。(小寺貴之) NISTEPが論文や特許などの定量指標で科学技術活動を分析する「科学技術指標」と「科学研究のベンチマーク」をまとめた。被引用数の多いトップ10%論文のランキングで日は2022年発表の12位から13位に後退した。論文全体の数は19―21年の平均値が7万775と、18―20年平均の6万7688よりも4・6%伸びているものの、被引用数の高い論文の数が伸びなかった。トップ10%論文の順位は、わずか3差でイランに抜かれた。 ランキング

    日本「トップ10%論文」13位に下降…NISTEP調査に見る学術生態系の秩序の変化 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2023/08/15
    日本人研究者自身が、欧米人の論文を引用した方が良い研究だと思い込んでるところあるからなあ。日本人の研究で引用するのは引用しておかないと文句がつきそうな「身内」のみ。
  • 九大は准教授に年給1200万…若手人材争奪の“前哨戦”が始まった ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大学や国立研究開発法人が若手への重点投資を進めている。10兆円の大学ファンドから投資を受ける国際卓越研究大学が稼働すると人材獲得競争は激しくなると想定され、その前哨戦が始まっているためだ。まずは国内の若手が恩恵を受けるが、世界から優秀な人材を集める仕組みとして機能するか注目される。(小寺貴之) 「10年間で計20億円を超える資金を投入する。大学としていかに力を入れるか分かってもらえると思う」と、九州大学の白谷正治副学長は説明する。「稲盛フロンティアプログラム」を創設し、年給1000万―1200万円の好待遇で准教授を募集する。想定年齢は35歳前後。九大の准教授は平均年齢47・6歳で、平均給与は880万円だ。同プログラムでは、10歳程度若い研究者に1―3割高い給与を払う。 年間5人ほどを採用する。研究予算や研究支援者雇用予算は5年間で3000万円以上。対象となった研究者は、教育や入試業務が原則

    九大は准教授に年給1200万…若手人材争奪の“前哨戦”が始まった ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2023/04/09
    名大とかもだいぶ前から若手でもそのくらいもらってたような。
  • 早稲田大学が「国際卓越研究大学」へ名乗り、研究者最高年俸7500万円 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    早稲田大学は文系と理系の横断教育によるイノベーション人材輩出を柱に国際卓越研究大学を目指す方針を明らかにした。数学やデータの全学教育、エネルギーの実践型博士育成を生かし、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)をテーマに据える。またイノベーション創出力を高めるため、ノーベル賞級の研究者の雇用に最高年俸7500万円を可能とする新制度導入を全学で決定した。 国が10兆円規模の基金を活用して支援する国際卓越研究大学は3月末が応募の締め切り。早稲田大学の田中愛治総長は文理を越えた国際的な教養と論理力を持つ人材育成に力を入れてきた。国際卓越研究大学について「イノベーション創出の物の研究者を輩出し続ける大学」(田中総長)と捉える。 早大は約15年前から日英の学術ライティング、数学、情報科学の基盤教育を手がけてきた。近年はいち早くデータ科学の全学教育に乗りだし、政治経済学部入試での数学必修化

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    nuara
    nuara 2023/03/25
    へー。やとて。
  • 混乱の大学授業オンライン化、支えた国立研究所の正体 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    各大学は今春、新型コロナウイルス感染症対応でオンライン授業の導入に動いた。それを陰で支えたのが、国立情報学研究所が開いたオンライン型シンポジウムだ。文部科学省幹部は「ここでの情報共有がなければ大混乱だった」と評価する。情報学研所長の喜連川優氏に同シンポジウムやオンライン授業ついて聞いた。 ―「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」には、ピーク時に大学関係者ら約2000人が参加しました。失敗を含め各大学の状況を披露し合って考える場だそうですね。 「対面の説明会は500人がやっとだったので、サイバーシンポジウムは盛況だったといえる。十数回実施し、録画で後日の視聴も可能だ。(一般的に)文科省の通達は大学執行部で止まりがちだが、(シンポジウムでは)興味深いことに文科省担当者と現場の教員との間で、質疑応答などで多数のやりとりが出た。組織や立場を超え、皆で危機を乗り越えるた

    混乱の大学授業オンライン化、支えた国立研究所の正体 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2020/07/25
    ホムペの資料見たけど、混乱を抑えるような内容ではなかった。
  • 「うつ」は「炎症」の一症状という 免疫精神医学の新しい考え方 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    **休養を決めたお笑い芸人の“心の病”の原因は「手術のストレス」か 今月の初め頃、何気なくニュースサイトをブラウズしていると、お笑いトリオのメンバーが「うつ病」にかかり、約2カ月間の休養に入る、という芸能ニュースが目に飛び込んできた。 「ああ、テレビではいつでも明るく振舞っているお笑い芸人でも、ストレスとかいろいろあるのだろうな」と思いながら記事を読むと、なんでも頚椎の椎間板ヘルニアの手術による「侵襲(しんしゅう)」で、うつ病を発症したのだという。 「侵襲」というのは、不勉強ゆえ初めて目にしたのだが、外科手術や感染、中毒など生体の恒常性を乱す外部からの刺激を総称する言葉らしい。要は、手術で、日常生活ではあまりない何らかの負荷が体にかかり、そのせいで「うつ病」になったということだろう。他のサイトも見てみたのだが、「手術がストレスになり発症した」という主旨の説明が多かった。 ここで「炎症」とい

    「うつ」は「炎症」の一症状という 免疫精神医学の新しい考え方 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    nuara
    nuara 2019/08/26
    グリア細胞に神経伝達物質を調整する働きがあって、そこに炎症を始めとした機能不全が起こると、さまざまな精神疾患の原因になるらしい。
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