2016 - 10 - 03 税や政治は、どのようにして始まったのか? 仕事の本質・お金の本質 税金や政治の成り立ちについて考察してみたいと思う。 仮に、ある島に10人の島民が住んでいるとする。この島にはまだ税金も政治もない。ある時、島民は島内の行き来が不便であることを話しあい、道路の舗装をしたいと考える。道路の舗装には島内のノウハウでは困難であり、外部に委託し、費用がかかる。そこで島民はかかる費用を各自出し合い、それを 資金 とすることとする。 これが、税の成り立ちである。 道路が舗装され、利便性が高くなった島民は、さらに島民全員にとって有益なことは、税金を出し合い 資金 としようとする。例えば、公民館だったり、学校だったりだ。そのうちこの税をつかったサービス提供は、それなりの労力を伴い、専任で担当をつけることになる。 これが、公務員の始まりだ。 利便性の高くなった島には、移住者が増え、