路上で男性を刺し現金を奪ったとして、大阪府警捜査1課は6日、強盗殺人未遂と銃刀法違反の疑いで住所不定、無職、森田正勝容疑者(68)を再逮捕した。「刑務所生活の方が楽で、刺すのにためらいはなかった」と供述している。 森田容疑者は大阪市で3~5月に連続発生した路上強盗事件に関与したとして、強盗致傷など計5件の罪で起訴されている。今回の分を含めると、被害総額は約11万円。 逮捕容疑は4月18日夜、大阪市浪速区の路上で、無職男性(42)の背中を刺してけがを負わせ、現金約4千円などを奪った疑い。「酒を飲む金が欲しくてやった。殺すつもりはなかった」と話している。