流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、傘下のデパート「そごう・西武」を売却する方向で調整を進めていることが分かりました。 デパート事業の不振が続く中で、収益の柱であるコンビニエンスストア事業に経営資源を集中する方針です。 関係者によりますと、セブン&アイ・ホールディングスは、傘下のデパート「そごう・西武」の過半数の株式を売却する方向で調整を進めていて、近く、売却先の候補となる投資ファンドや、事業会社との間で交渉に入るということです。 そごう・西武は、2006年にセブン&アイの傘下に入り、現在は首都圏を中心に10店舗を展開していますが、ネット通販の台頭など販売競争の激化に加え、新型コロナの感染拡大で外出を控える動きも強まり、販売の不振が続いていました。 セブン&アイでは去年、2兆円余りでアメリカのコンビニ事業を買収した一方、傘下にあった家具や雑貨を販売する企業の株式の一部を売却するなど
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