具体的に順に確認してみます。 1-1. 数字で会社のビジネスを解釈できる どんなビジネスも基本的には「安く仕入れて(買って)、高く売る」というシンプルな原則を一貫して追求します。 たとえば、八百屋で考えれば、できるだけ安くりんごを仕入れ、できるだけ高くりんごを売ることができれば、何も問題ありません。 りんご1つであれば、極めてシンプルなので、副業としてメルカリで販売するだけでおわる場合は単純でよいのですが、実際に本業としてビジネスを行う場合には、数字の管理を疎かにすれば、簡単に銀行預金残高は泡のように消えてなくなるでしょう。 一体どれくらい儲かりそうか、いま設備に投資すべきかなどを理解するには、数字のシミュレーションが欠かせません。 将来的に起業を志す方であればなおさらです。 ざっくりとでも数字のシミュレーションができなければ、そもそも銀行からお金も借りられませんし、投資家とのコミュニケー