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ブックマーク / haijinsan.seesaa.net (3)

  • 人狼と確率論 その2: 奈落の底

    前回の記事では、占い師のCCOを例に挙げつつ、確率論について私の考える所を述べた。具体例には挙げなかったものの、この他にも、初日に役がかけている確率、狂人が人外を囲う確率などは計算が容易く、つまり序盤の局面は確率計算が簡単なので、ぜひとも推理の基として取り込んでいただきたいところである。 中盤以降に関しては数値レベルで考えても正確な確率を割り出すのは難しいし、たとえ計算できたにしろ、各人の意図が絡んで村が展開している以上、決して単純な数値通りの確率にはならないはずだという意見もよく目にする。 しかしながら、中盤以降の展開でも、例えば狩人の生存に関する問題を考えるに当たっては、確率論は有効に機能し得る。 例えば、X日目に指定が入り、指定先が狩人COをしたとしよう。対抗COがなかったとして、その狩人CO者は真か否か。また、X-n日に死体なしが発生している場合はどうか。 これらケースでは、対抗

  • 人狼と確率論 その1: 奈落の底

    昔から人狼の確率論について語ってくれと言われることが結構あって、最近配信でもリスナーにそのようなことを言われた。この事実から考えるに、どうも私は確率論の人として認識されている側面がありそうである。 私は他人の説得に露骨に確率を用いたことはないはずだが、恐らくブログやツイッターで確率論について話すことが多いからだろう。この機会に白状しておこうと思うが、私はそもそも確率計算は苦手である。 (ちなみに、私の推理方法は、どちらかといえばゲーム理論的で、その発言、行動によりもっとも利益の出る役職はなにかという考え方を基に置いている。また別の機会に詳述するかもしれない) まあ、でもせっかく需要もあることだし、ここで私の確率論に対する考え方を披露しておくのも無駄ではないだろうと思うのでつらつら書いて行こうと思う。 結論から言ってしまえば、確率論とはそれだけで結論を導くのは非常に危険であるが、推理におけ

  • 棋士人狼の感想―初心者村で無双するために把握しておきたい7つの項目: 奈落の底

    言うまでもなく棋士というのは非常に頭の良い人種である。 東大に進学した兄を持つ米長邦雄の「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」というかなり有名な名言があるが、これを傲慢な発言だと笑い飛ばせる人はそうはいないだろう。 そのようなエリートたちに対する期待ゆえ、おそらくゲームは村人が圧倒する形で終わるのかと思われた。というのも、村人サイドは論理的思考力を、人外サイドは演技力をまずは必要としており、嘘をつく、というのは慣れていない人間にはかなり難しい行為であると私は信じるからである。 しかし予想に反して、3回の人狼は概ね、初心者らしい人狼に終始した。残念ながら最も上手と思われたプレイヤーも、初心者にしては、という前置きなしでは語れず、別に棋士でなくとも、東大生、いやそのへんの中高校生でも多少学べばあれくらいはできる人もいるだろうという感じであった。 と書くと天下の棋

    nunnnunn
    nunnnunn 2013/02/22
    初心者村では「この人こわいから多弁だけど吊る」を避けるためにいかに初心者RPをするかが重要だと思う
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