新型ウイルスを水際で食い止める作戦は完全に失敗し、今は診療体制を整え早期発見と隔離しかないけど、非正規労働で仕事を休んだら明日の生活が危うくなるような人たちはたぶん、病院にかかるのも遅くなるだろう。つまり、貧困や格差のある社会はたぶん、感染症にも弱い社会ということだとおもう。
![じこぼう on Twitter: "新型ウイルスを水際で食い止める作戦は完全に失敗し、今は診療体制を整え早期発見と隔離しかないけど、非正規労働で仕事を休んだら明日の生活が危うくなるような人たちはたぶん、病院にかかるのも遅くなるだろう。つまり、貧困や格差のある社会はたぶん、感染症にも弱い社会ということだとおもう。"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/99b184b8445b0b748c2e938deef0b29fdf602681/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fprofile_images%2F875661936939094016%2F6EAPVdY8.jpg)
貧富の差は拡大する一方。一向に格差の是正が進む気配はない。 日本に限った話ではない。北米、南米、中国、東南アジア、アフリカ……世界中、至るところで格差は絶賛拡大中だ。格差の拡大は、人類社会の宿命なのだろうか? 古今東西の不平等の歴史を分析した、ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』を読むと、これは事実ではないことが分かる。たしかに貧富の不平等はあるが、これを一掃する平等化が果たされる。人類の歴史は、不平等の歴史でもあるが、平等化の歴史でもあるのだ。 本書の目的は、この平等化のメカニズムを解明するところにある。データと史料とエビデンスでもって緻密に徹底的に分析する。 不平等のメカニズム まず著者は、不平等は人間社会の基本的特徴だという。人類が食糧生産を始め、定住化と国家形成を行い、さらに世襲財産権を認めて以降、不平等が進むのは既定の事実だと述べる。なんとなくそうではなかろうかで済ませ
by Roberto Rizzato 「歴史上のどの時点においても、暴力が富の再配分を保証するのに必要だったということは、普遍的な事実です」と語るのはスタンフォード大学で人文学と古典・歴史の教授を務めるWalter Scheidel氏です。Scheidel氏は「The Great Leveler」の著者であり、本書の中で、石器時代から現在までの歴史の中で、多くの不平等が暴力によって解消されてきたという事実を明らかにしています。 Stanford historian uncovers a grim correlation between violence and inequality over the millennia | Stanford News http://news.stanford.edu/2017/01/24/stanford-historian-uncovers-grim-c
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