外食売上高、15.0%減 コロナ感染再拡大で回復失速―7月 2020年08月25日17時02分 日本フードサービス協会(東京)が25日発表した7月の外食産業売上高(新店含む全店ベース)は、新型コロナウイルスの影響で前年同月比15.0%減だった。前半は郊外店を中心に客足が戻り回復傾向が見られたが、感染者が再び増え始めたことで失速した。 外食4社、軒並み赤字 新型コロナで休業、客数減―4~6月期 業態別では、飲酒を伴うパブ・ビアホール(65.0%減)、居酒屋(50.0%減)が引き続き極めて厳しい状況。ディナーレストランは弁当販売が下支えしたが、後半に予約のキャンセルが相次ぎ34.5%減だった。ファミリーレストランも夏休みの短縮で家族連れの客足が鈍く、22.6%減少した。 一方、ファストフード業態は3.6%減と健闘。特にハンバーガーなど「洋風」はドライブスルーや宅配が好調で、5.1%増と前年を上