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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (4)

  • ロシアの脅威に北欧スウェーデンが選んだ軍拡の道

    10月19日付の英Economist誌が「スウェーデンは、数十年間で最大の軍事力増強に着手した。理由はロシアである」との解説記事を掲載している。 スウェーデンでは、10月14日に新国防法案が提出され、過去70年間で最大の軍拡を予定している。理由は、暗殺から侵略まで、ヨーロッパにおけるロシアの脅威が増し、スウェーデン人の対露警戒心が高まっているからである。 近年、スウェーデンは、ロシアが領空と領海を頻繁に侵犯したとして非難してきた。それでスウェーデンは、NATO(北大西洋条約機構、注:スウェーデンは非加盟国)や、米国、他の北欧諸国と、軍事的関係を深めてきた。 新国防法案が成立すれば、国防予算を2021年~2025年の間に275億スウェーデン・クローネ(約31億ドル)増加することになる。これは、軍隊の50%増も賄う。軍隊は、正規兵の他、徴兵兵士、地元の予備役を含め9万人になる見通しである。 冷

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  • ロシアとトルコの直接対決も危惧されるカラバフ紛争

    ナゴルノカラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンとの紛争が再燃している。ナゴルノカラバフは旧ソ連時代、アゼルバイジャンの一部であったが、1990年代、ソ連崩壊の過程で多数派のアルメニア人と少数派のアゼリ人との間で衝突が起こった。アルメニア人はアルメニアとの合併または独立を求め、アルメニアがそれを支持しているのに対し、アゼルバイジャンは自分の領土であり、そういうことは認められないとしている。これが戦争となり、1994年の停戦までに約3万人が死亡、百万人が居住地を追われた。現在はアルメニアがナゴルノカラバフを実質的に支配しているが、国際的にはアゼルバイジャンの領土であるとされている。 その間、ナゴルノカラバフの統合を目指すアルメニアと、奪還を目指すアゼルバイジャンとの間で火種がくすぶり続けてきた。今回の紛争再燃は、9月27日に起こった。双方が相手を非難しているが、アゼルバイジャンがナゴルノ

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    nunux
    nunux 2020/10/23
  • 台湾の研究者が日本の新型コロナ感染拡大を試算、5万人感染で「第二の湖北省になる」と警告

    新型コロナウイルスの感染状況について、中国・湖北省や韓国などの感染予測を行ってきた台湾大学化学部の徐丞志准教授が、日の公式統計から、感染症数理モデルを使って日の新型コロナウイルスの感染者数の今度の動向について試算を行った。 その結果、「悲観的シナリオ」としては、日の感染者数のピークは4月26日前後になり、日全体の累計感染者総数は5万人に達する可能性があるという試算となったという。徐氏は日の感染状況について大規模な拡大を前提にできるだけ被害を最小限にとどめる「減災」の措置が必要だと指摘している。 徐氏は生物医学が専門で公衆衛生や感染症の専門家ではないが、1月から新型コロナの拡大予測を学生向けに解説し、フェイスブックなどで公表してきたところ、感染の最初の発生地となった武漢のある中国・湖北省や韓国のケースで予測が的中に近い形となり、英雑誌『エコノミスト』にも紹介され、台湾のメディアなど

    台湾の研究者が日本の新型コロナ感染拡大を試算、5万人感染で「第二の湖北省になる」と警告
  • トランプ支持者たちの貧しい生活が浮き彫りに

    ■今回の一冊■ HILLBILLY ELEGY 筆者 J.D. Vance 出版社 HarperCollins 無名の31歳の弁護士が書いた回想録が今、アメリカで売れている。人も書の冒頭で、を書いて出版するに値する偉業を成し遂げた人間ではないと告白する。そんな人物が書いた回想録がなぜ、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに17週連続でランクインしているのか。最新の12月4日付ノンフィクション単行部門でも4位につけている。 ベストセラーとなった理由は、アメリカを二分した今年の大統領選挙と密接な関係がある。筆者はいわゆる「錆びついた工業地帯」(Rust Belt)と呼ばれるアメリカ中西部のオハイオ州の出身だ。トランプ次期大統領を支持する貧しい白人労働者の家に生まれ育った。自然と回想録の内容も、かつては鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自分の家族も含めた白人労働者階級の悲惨な日常を描く

    トランプ支持者たちの貧しい生活が浮き彫りに
    nunux
    nunux 2016/12/13
    ヒルビリー トランプ 白人労働者
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