ちょっと軽い感じで解説してみる。間違えてたら訂正よろしく。 Internet (パケットネットワーク)の仕組としてバースト時のパケットロスをなくすためにキューにバッファリングする仕組みがある。バンド幅の向上に合わせてこのキューもどんどん大きくなって来ているが、単にそれだけではなく、パケットロスは少なければ少ないほど良いと勘違いしたものか、大は小を兼ると思い込んだのか無闇やたらバッファーがでかくなる症状が流行っている。 ところがキューを大きくすると確かにパケットロスは減るが、大きくすればするほどパケットの遅延が酷いことになる。パケット遅延は別にリアルタイムゲーム等でのみで必要な要素ではなく、混雑時のデータ転送速度に大きな影響を与える。単に帯域幅が広いだけじゃ駄目なのである。 特にTCP通信においては致命的。TCP通信には輻輳回避機構があってパケットロスを検知して、最適な通信速度を探す仕組みが
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