日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は6月15日、LANケーブル経由の電源供給に対応したディスプレイ一体型シンクライアント「HP t410 All-in-One Smart Zero Client」(以下、t410)発表した。本製品は、米Hewlett-Packardが2012年6月に上海で開催した「GIS 2012」で発表した製品で、今回日本での発売が決定した形になる。 日本HP、AC電源レスで動くPoE対応の液晶一体型シンクライアント仮想化端末 この製品は、LANケーブルを用いて給電するIEEE802.3af準拠のPoE(Power over Ethernet)に対応しており、別途電源を必要としないシンクライアント端末だ。IEEE802.3afで伝送可能な電力である12.95ワットより、消費電力を少なくしたことでLANケーブルのみでの動作を実現した。 t410は1366×76