印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 人間は、PCやスマートフォンなどのデバイスを手で操作するのが一般的だが、触覚や視覚、聴覚、味覚、嗅覚といった人間の五感をテクノロジで刺激、拡張するという動きが進みつつある。五感を刺激、拡張するテクノロジの現状と今後の可能性について解説する。 触覚の拡張 日本のモノづくりベンチャー企業の「イクシー(exciii)」は、筋電義手となる「Handiii(ハンディ)」を開発し実用化を進めている。 Handiiiは、装着者の前腕に取り付けたセンサが筋肉の動きを検知し、装着者の意思で指を動かすことができる。本人の意思で相手と握手をするといったことが可能だ。 外装やパーツは3Dプリンタで製造し、制御はスマートフォンで行うことで、これまで150万円程度