英語と日本語のどちらが難しいか? という議論は、何度となく(井戸端や床屋や居酒屋で)繰り返されてきた。一般に、日本語は“難しい言語”だと信じられている。ノンネイティブの日本語学習者たちは、まず語尾変化の多さと語順の自由さにつまずき、そして文字の多さに挫折するという。かな文字だけでも100字以上あるのに、常用漢字は2,000字以上、常用外の漢字を使う筆者も少なくない、オーノー! Jesus Christ……というワケだ。米国の外務職員局でも、日本語はもっとも難しい言語に分類されているらしい。 英語話者に対する言語習得難易度表:日本語は最高難度‐A Successful Failure http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20090919/1253362856 「日本語って難しいよね!」という言葉は、しばしば私たちの民族的な自尊心を慰める。こんなに難しい言語を使いこなしている