「平成最後」という言葉を聞くと、個人的にはいろいろと思うところがある。1989年生まれ──平成が始まった年に生まれた僕ら世代にとっての「平成」とは、すなわち自分が生きてきた人生そのものを指す期間であるからだ。 あっという間だった気もするけれど、それでも約30年。四半世紀以上もの年月に及ぶともなれば、人によって「平成」という時代に抱くイメージは異なっていて当然だと思う。バブル崩壊の衝撃を今も覚えている人もいれば、度重なる自然災害や、大きな事件を思い起こす人もいるかもしれない。 おそらくは年末から年始にかけて、いろいろな場所で「平成」を総括する企画が組まれるはず。ならば「平成元年生まれ」の目線からも何か振り返ってみてはどうか──などと一瞬よぎったものの、一個人が語るのに「30年」は長すぎる。そういうのはやはり、専門家に任せることにしましょう。 でも一方で、「個人的な振り返り」をするのは悪くない
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