それは必然的な流れだった――サカナクションを始め、独創性が高く、海外でも活躍する先鋭的なアーティストを多く抱えるHIP LAND MUSICが、クリエイターをプロデュースする新しい部門・INT(イント)を設立し、注目を集めている。BUMP OF CHICKENやサカナクション、KANA-BOONのプロデューサーで、同社常務取締役でもある野村達矢氏が、そのプロジェクトの仕掛人だ。野村氏はこれまで数多くのアーティストを育ててきたが、中でもサカナクションのライヴには最先端のテクノロジーを駆使した、“誰もやっていないこと”を提示し続け、その先鋭的なライヴでファンを熱狂させてきた。INTの立ち上げは、これからの音楽ビジネスを見据えた動きであり、クリエイター=”メディアアーティスト”のスターを育てるという意味合いもあり、ひいては新しいエンタテインメントの創造にもつながる、意味ある行動であるとともに、必