そういえばまだこれはどこでもしゃべったことないけど、あいちトリエンナーレ2019の会期中に産経新聞社の『正論』編集部から、何度も携帯電話が鳴って「小川榮太郎さんと表現の自由について対談してもらえないか?」という依頼が来てたんですよね。
(このエッセイは微妙にではありますが前回のエッセイと繋がっています) ーーーーーー 移動教室の夜は、どうして好きな人の話になるんだろう。 中2のときもそうだった。僕は口を割らなかったが、2つ隣の布団で寝ていた同級生は僕と同じ人を好きだと言った。彼は騒がしくもなければ静かでもない、嫌われてはいないがモテてもいない、つまりは普通の中学生だった。 会話はヒソヒソと続き、就寝時間を軽くすぎた頃、突然彼が「あー!」と、必殺技を出すときのような声量で叫んだ。 「あー! 〇〇、おかしてえー!!」 それは、さっき好きだと言った女の子の名前。当然周りは静まり返ったが、「何言ってんだよー」と苦笑いが起きた程度で、会話はまたヒソヒソと続いた。あの山ちょくちょく噴火するのよみたいな感じで、その内容については誰も触れていない。 下ネタに疎かった僕も、状況的に何らかのワードであることは想像ができた。 男子同士で誰かが
週刊少年ジャンプ・ジャンプSQ.・少年ジャンプ+編集部は、2020年度より、漫画家を対象とした創作講座「ジャンプの漫画学校」を開講しています。 第1期の全10回の講義より、一部を抜粋し、本ブログで順に公開していきます。 今回は「作家編①」から松井優征先生の講義の一部を紹介いたします。 松井先生が語って下さったノウハウや考え方が、クリエイターの皆様の漫画制作の一助になれば幸いです。 【講師】 必ず身に着くテクニック「防御力」! 松井 漫画では「面白さとは何だろう?」といった問題が常に付きまといます。一昔前の編集さんは「面白ければ何でもいい」と言い、では面白いとは何かと聞くと「人それぞれだよ」という人が多かったです。皆さんはそういう人の言うことを聞いてはいけません。「面白い」とは何なのか、それは作家も編集も本人なりに言語化できないといけません。 そこでまず説明したいのが「防御力」です。 松井
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長であらせられる、俺たちの森喜朗さんが派手にやらかしていたので記事にしたんですが、実のところ、私らの足元で意外と抜き差しならないことが起きていて困っておるわけです。 俺たちの森喜朗、期待に応えて自ら東京オリンピックを台無しにする 日本における「会議」という名前の儀式の問題 https://bunshun.jp/articles/-/43302 それは「まあまあアカデミックな能力も必要とするデータサイエンティストや、そのマネジメントの人を雇おうとすると、男性しか応募が来ない」という事案です。関係先が8名採用したいというところ、オープンエントリで応募のあった45名(2月4日現在)は全員男性です。 それどころか、いわゆるリファラル採用(縁故採用)で声をかけた研究室から出たリストは22名中19名が男性。会社の方針として、なるだけ男女同数かそれに近い採
仕事の現場で奮闘する、スゴいビジネスパーソンたち。あなたの会社にも「こういう人こそ新R25に取り上げられるべきでしょ」と感じる先輩や同僚がいるのではないでしょうか? そんな人たちの魅力、スキルを“○○力”と名付けて、読者の皆さんにお届けしたい! 題して、連載「あのビジネスパーソンの『○○力』」。 今回登場するのは、石田裕子さん。 2004年にサイバーエージェントに新卒入社し、広告事業部門で活躍。2つの子会社で社長を経験したのち、2016年より執行役員、2020年より専務執行役員を務める。現在、人事管轄採用戦略本部長も兼任 「入社2年で表彰13回」「サイバーエージェント初の女性営業局長、さらに営業統括に就任」「出産2週間前まで働き、産後2カ月で職場復帰した」「出産後にはプロデューサーに職種転換」「子会社2社の社長を歴任」… 数々の“伝説”を残すものスゴい人なのですが、彼女の周囲の人々はこう口
LGBTが嫌いだと口にしたら、差別はよくないと周囲から総攻撃を食らった。 おかしい。それこそが差別ではないか。 LGBTを差別するつもりはない。存在もしているだろうし存在しないでほしいとも思わない。 しかし嫌いなものは嫌いだ。 特にゲイはどうしても好きになれない。 できれば身近にはいないでほしいし、いたとしても近づきたくはない。 別に外見でゲイとわからないならいい。 だけど、男性なのにクネクネしていたり、男性なのに女性みたいな服装をしたりしているのはどうしても受け入れられない。 もちろん存在はしていてもよい。しかし、あなたの存在が認められるのと同じで、わたしがあなたを嫌いだということも認められるべきだ。 わたしが入る学校や会社に、LGBTを禁止する規則がないなら、その中にLGBTがいても仕方ないと思う。 だけど、LGBTを禁止する規則があるなら、わたしはそういう学校や会社を選びたい。 わた
Tuscan Blue @tuscanblue2015 今、高畑充希がボクらの時代で「舞台やミュージカルやってるって言うと『観てみたいけどチケット高いよね』と言われることが多い。だいたい同じような層のお客さんで回ってしまって業界が停滞する感じも」と言っててさすが子役からキャリア積んでる人はよくわかってるなと思った。→ Tuscan Blue @tuscanblue2015 実際、チケットが高額である限り客層は広がらないと思う。例えコロナがなくても今の日本の経済状況で1万越えのチケット買って観劇しようという人は多くない。実に得難い、特殊な層。映画のように気楽に来てほしいのであれば映画並みかせめて倍額程度の価格でないと無理。 Tuscan Blue @tuscanblue2015 舞台のスポンサーは大体観客なので、そんなチケット価格で公演が打てるはずもないから多少高くなるのはしょうがない。でも
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