1953ColdSummer : 『レポゼッション・メン』 臓器を回収するだけの簡単なお仕事です。 (2010/アメリカ R15+ 監督:ミゲル・サポチニク 原作:エリック・ガルシア『レポメン』) 人工臓器の爆発的な進歩、普及により誰でも簡単に延命できるようになった近未来。だが、人工臓器は非常に高価であり製造元のユニオン社が一手に仕切っているため、否応なしに人々はユニオン社のボッタクリローンを組まされていた。もし、ひとたびローンを滞納したならば、ユニオン社からの回収人“レポメン”により問答無用で人工臓器を「回収」されてしまう。「回収」された人間のその後は一切関知されないという非情な現実の中、ユニオン社の腕利きのレポメンであるレミーは、仕事を散々妻に批判され、「回収」から「販売」に転属したいと上司と相棒に相談し、最後の「回収」業務へと向かう。だが、そこで予期せぬアクシデントに遭遇し気を失った