2020年8月27日のブックマーク (2件)

  • 俺はまだ異世界をしらない ~ローキックを極めすぎた男、お約束がわからず聖剣を蹴り折る~ - 27話 セーブ&ロード

    地鳴りを響かせ、身の丈数10メートルの大巨人がゆっくりと倒れていく。 「きょ、きょ、巨人を蹴りの一撃で粉砕したぁぁぁあああああ!?」 クロエの叫び声は、倒れた大巨人の背中がカンゼイの町を押し潰す音にかき消された。 舞い上がった土煙があたり一辺を包み込む。 「し、信じられない……!」 焚火も開いた口がふさがらない様子。 「さっすがヒビノですわ! これが東の『一撃勇者』の力ですの!」 ただひとりだけ、驚くことなく両腕を振り回して歓喜しているのはニナニーナだ。 レスカやミクス、メルティアとゴルドラも、揃って目を丸くしていた 。 そして、赤黒い肌をした魔人も。 「あなた……何者ですえ……?」 緊張混じりの声音。もはや俺を侮る様子はない。 険しい目つきは、こちらを要注意対象と認識を改めたことを知らせている。 「ローキックおじさんだ」 「……それは何ですえ?」 「ローキックを蹴るおじさんだ」 魔人の口

    俺はまだ異世界をしらない ~ローキックを極めすぎた男、お約束がわからず聖剣を蹴り折る~ - 27話 セーブ&ロード
    nyah
    nyah 2020/08/27
    ローキックおじさん、焚火のひかりになれるだろうか(いや多分なるとは思うんだけど)
  • 反出生主義はやさしさの塊|小野ほりでい

    どうやら、「反出生主義」と聞くと反射的に不快な感情を抱く人が多いようだ。確かに、内容をよく知らずに字面だけを見ると自分が不幸に暮らしているだけの人がその主観を人類全体に拡大して「産むな」と生命そのものを呪っているような印象を受けるかも知れないし、実際にそういう側面もあるだろう。生まれたこと、存在していることが幸福であるか苦痛であるかなんてその人にしか決められないし、場合によっては人にも分からない。しかしそれは逆に言えば、産んでおけば何がなんでも感謝してもらえるわけでもないということを示している。 それはともかくとして、どっちにしろこの反出生主義という考え方は時代にマッチしていてとても有用な側面があり、脊髄反射で否定するには勿体ない代物ではないかと思う。なにも反出生主義という立場に立って、その思想に同調しなくとも、視点として持っておくだけでよいのだから。 ”とりあえず”産むか産まないか

    反出生主義はやさしさの塊|小野ほりでい
    nyah
    nyah 2020/08/27
    漫画を一切まじえずにこれを書いてくれた意味をおもう