まずはじめに、私は全てのビジネスパーソンが経営・マネジメントを学ぶ必要があると考えます。 これは企業の経営者であろうが起業家であろうが一般のサラリーマンであろうが同じです。 何故なら、理由は大きく三つあります。 一つは、意思決定の為の判断基準を設けるためです。 ビジネスの場では大なり小なり全ての人間が意思決定を行います。 例えば、企業の経営者であればマーケティングや製品開発など、あらゆる全ての施策に意思決定を行うはずです。 また、一般の会社員でも、人事部では人事の意思決定、営業部では販売先や価格の意思決定が日常的に行われているはずです。 しかし、普段何気なくしているその意思決定はどのような根拠に基づいて行われているのでしょうか。 各人で判断基準を設けて意思決定をしているのかもしれませんし、上司や信頼している第三者に言われてその通りにしているのかもしれません。 中にはなんとなく意思決定を行っ
「『地方創生』をやめる気になってよかった」!? 筆者:先生の著作を拝見して、先生は、政府の政策としての「地方創生」を批判的に見ていらっしゃると思ったんですが、再度主張を伺っても良いですか。 先生:日本全体の人口減少ははっきりしていて、各自治体・地域で「地方創生」のように、ミクロ的に人口を増やそうとすると若者の移住の奪い合いになります。国は、人口が減少していく中でどう対策をとっていくのかという、マクロ的な話をしないといけないはずです。 もともとのきっかけを作ったのがいわゆる増田レポート(『地方消滅』増田寛也著。このまま人口減少が進むと日本の896の市町村は消滅するという主張が書かれた本)で、要するに人口減少という現実を見るべきだ、という内容でした。
JAXA新事業促進部 @jaxabiz 内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)は、「ムーンショット型研究開発制度」について、平成30年度2次補正予算において総額1000億円の関係予算を措置するとともに、同制度において「ムーンショット目標」を設定するに当たり、広く提案募集を実施しています。 www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20… 2019-03-22 12:10:49 リンク www8.cao.go.jp ムーンショット型研究開発制度に関する提案・アイデア公募について- 科学技術政策 - 内閣府 今般、ムーンショット目標の設定に向け、有識者会議(以下「ビジョナリー会議」という。)を設置し、検討を開始することとしておりますが、ビジョナリー会議における議論の参考とするため、最先端技術を応用して解決を目指すべき未来の社会課題等に関し、皆様からの提案を募集します。
先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、
11月刊行のちくま学芸文庫『社会分業論』(エミール・デュルケーム著、田原音和訳)より、文庫版解説を公開します。今年、没後100年を迎えたエミール・デュルケーム。ヴェーバーとならび近代社会学の祖と称される彼の理論的主著『社会分業論』を、いまどのように読むことができるのか。菊谷和宏氏が、その魅力と今日的意義を明らかにします。 「現代社会学大系」と銘打たれた叢書の一冊として青木書店より刊行されていた、田原音和氏の定評ある翻訳による本書『社会分業論』が、デュルケーム没後100年の今年、ちくま学芸文庫に収録され装いも新たに刊行されたことは、まさしく出版界の良心の表れであるといえよう。押しも押されもせぬ古典書であるとはいえ、ハードカバー・函付きの旧版は、決して安価とはいえず、またその後新装丁・函無しの復刻版が刊行されたものの長らく品切れと、手に取りづらい状態が続いていた。そんな中での今回の再刊は、極め
2019年01月15日12:20 カテゴリ 日記 vol.030 女性就業率と合計特殊出生率の関係など分かりはしない。 相関関係から因果関係を読み取ってしまうというのは、よくある間違いだ。 間違ってしまう原因がさまざまだが、一例を挙げると以下のスプリアス効果がある。 複数の変数の表面上の相関関係が、どれも一つの共通の原因から生じた結果にすぎないということがままある。これを「スプリアス効果(spurious effect)」という。 スプリアス効果のわかりやすい例として、家にある「灰皿の数」と家族の誰かが「肺ガンにかかる率」の関係を考えてもらいたい。「灰皿」が「肺ガン」を引き起こすわけではないことは誰にでもわかるだろう。逆に「肺ガン」になるとむやみやたらと「灰皿」を集めたがるわけでもない。どちらも「喫煙習慣」からの結果にすぎない。つまり[灰皿←→肺ガン]という相関関係が証明されたとして、両者
建築計画学の教科書に必ず登場する用語に「食寝分離」があります。「食うところと寝るところを分けましょう」という意味合いのこの言葉。戦後日本の住宅計画を決定づける考え方へと発展していきました。 提唱者である西山夘三(1911-1994)は、後に、この「食寝分離」の考え方が「現状の分析からそこに隠されている法則性を発見し、これを創造的に適用しようとするリアリズムの展開」だったと回顧しています。 一方で、吉武泰水(1916-2003)は、西山の「食寝分離論」について「〈論〉であって、必ずしも正確な調査の結果ではない」と評しています。「西に西山、東に吉武」と呼ばれた二人の証言は矛盾しているようでいて、実はそうでもないように受け取れます。 なぜって、西山が語るアプローチ方法、「現状の分析からそこに隠されている法則性を発見し、これを創造的に適用」という表現のなかには幾重ものジャンプが許容されているのです
TL;DR これは、このブログの本題とは何の関係もない僕自身の回顧録にして懺悔録であり、見ようによっては怪文書です*1。故に、記事中には何の参考になる内容も書かれていないことを予めお断りしておきます。それでも良いという方だけ、この先をお読みください。ただしTL;DRと書いた通りで、超長文につきご注意を。 当時から7年が経ち、この中に登場する人物の中には既にリタイアしている人もいれば、物故している人もいます。ある意味もう時効だろうということで、その時起きたことをつぶさに書いてみることにした次第です。 研究者を辞めた時のこと 研究者の道を目指した理由 正直言って無能だったが、勉強だけは熱心なポスドクだった ポスドク待遇改善運動、研究体制改革運動を経て、業界では知らぬ者のないお尋ね者になった そしてポスドクをクビになり、国内に行き先がなくなった 土壇場でシンガポールでのjob talkに招かれた
去年9月7日の早朝。福岡市の九州大学で火災が発生した。現場は、大学院生が使う研究棟。所狭しと研究室が並ぶ「院生長屋」と呼ばれる場所だった。キャンパスの移転で、取り壊しが始まるやさきに事件は起きた。焼け跡から遺体で見つかったのが、K、46歳。九州大学の博士課程まで進み、9年前に退学した男で、誰もいなくなった研究室に放火し、自殺したと見られている。九州大学は、Kが利用資格を失った後も、無断で研究室を使っていたと説明した。 ともすれば、この事件は注目を浴びることもなく、忘れ去られていたかもしれない。しかし事件後、その死をめぐり思わぬ波紋が広がった。ネット上に、「あすはわが身」など、Kにみずからの境遇を重ね合わせる研究者たちの悲痛な叫びがあふれたのだ。Kの死が投げかけたものはなんだったのか。私たちはその人生をたどることにした。(報道局社会番組部ディレクター 森田徹/福岡放送局ディレクター 水嶋大悟
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