グーグルは11月24日、動画共有サイト「YouTube」で提供されている著作権管理サービスの仕組みを紹介した。 現在、YouTubeには1分間に35時間分の動画が投稿されているという。これらの動画の著作権を管理する上で課題となるのが、「膨大な数の動画のコントロール」と「動画の権利者の把握」だ。 YouTubeではサービス開始当初、これらの課題に対し、著作権違反動画を繰り返し投稿するユーザーのIDを削除する「3ストライク」、申告を受けて削除された動画のハッシュ値と同一の動画を2度と投稿できない「MD5ハッシュ」などの技術で対応してきた。また、権利者が複数の動画の一括削除をYouTubeに依頼できるツールも提供していた。しかし、動画が加工されてしまうと、MD5ハッシュでは検知できないという新たな課題も発生していた。 そこで2007年10月14日に提供開始されたのが、権利者が自身のコンテンツを発
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