大分県玖珠郡玖珠町の国鉄(現JR九州)久大本線豊後森駅の東側にあった「豊後森機関庫」は、1934年から1970年まで使用されていた大規模な機関庫だった。 鉄筋コンクリート造で1,785m2の面積を有し、最盛時には蒸気機関車21台を収納していたという。 【豊後森円形機関車庫 – Haikyo】 上記サイトから、高画質大画面の豊後森円形機関車庫画像を見ることができる。 一部スクリーンショット 太平洋戦争中には、米軍機の機銃掃射によって被害を受け、機関庫の壁面に弾痕が残っており、ガラスは割れた状態ながら、機関車庫の骨格は当時のまま残されている。機関車の向きを変える「転車台」と13両の機関車を収容できる扇形の機関庫は半径48mの円弧を描く大きな建物で、扇形機関庫としては九州で唯一現存している日本最大級の規模の機関庫なのだそうだ。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像