まだ空を飛べない子供の頃、ポ村に存在する不思議な生物と友だちだった。 当時は練習しても練習してもなかなか、空を飛ぶことが出来ない。 空への憧れに支配されていた心を、友だちの不思議生物が癒してくれた。 一緒にいると楽しくて仕方なかった。 ちょこちょこと動いている姿を見るだけで、笑顔がこぼれた。 母が言うにはその不思議な生物は、ポ村にしかいないのだという。 ”そうなんだ” 「だったら早く大空を飛び回れるようになって、世界中のみんなに紹介したい」 そう思った。 きっと観光客がいないこの村にも、不思議生物目当てで人がたくさんやってくる。 おそらく彼らも皆、かわいい不思議生物に癒されるだろう。 自分と同じように。 仕事が休みのパゴロウさんはシフォンと一緒に遊んでいました。 シフォンのおかげで毎日が充実している様子。 ま!シフォンも楽しそうにしていることが、パゴロウさんは一番嬉しい。 ”この小さな命は
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