堺市の副市長に就任した大阪府の前の総務部長の送別会を開くため、府の職員が勤務時間中に職場のパソコンを使って同僚に参加を呼びかけていたことが分かりました。府は職務専念義務に違反する可能性があるとして関係者の処分などを検討しています。 また、送別会に参加できない職員から、記念品の代金として総額で1万2500円を庁舎内で集め、法務課内の金庫に保管していたということです。 送別会はおよそ90人の職員が参加して26日に開かれる予定でしたが、前部長の都合で急きょ中止になりました。 大阪府は、勤務時間中に送別会の準備を行ったことは職務専念義務に違反する可能性があるほか、職員から集めた現金の金庫への保管は、職場に原則、現金を置かないと定めた内規に違反するとみて、事実関係を詳しく調べるとともに、関係者の処分などを検討しています。