ブックマーク / www.gcd.org (8)

  • 仙石浩明の日記: 故障した HDD WD10EACS を RMA (Return Merchandise Authorization, 返却承認) 手続きで交換してみた

    廉価な 1TB SATA ハードディスク ドライブ (以下 HDD と略記) として有名な、 Western Digital 製 WD Caviar GP WD10EACS は、 省電力・静音を謳っている。 環境に優しいのは結構なことだが、 その実現方法: IntelliPower - きめ細かく調整された ディスク回転速度 転送速度 及びキャッシュサイズの調和により飛躍的な省電力と確実なパフォーマンスを提供します IntelliPark - 風損を減らす為のアイドル時の自動ヘッド退避によりドライブは消費電力を低減する IntelliSeek - 電力消費量、ノイズおよび振動を低減させるために、最適なシーク速度を計算します。 のうち、特に「アイドル時の自動ヘッド退避」というのがいただけない。 ヘッドを退避すれば空気抵抗が減ってモーターの負荷が減るから 低消費電力が実現できる (実際、アイド

  • 仙石浩明の日記: ビデオキャプチャ・カード GV-MVP/RX2W を使って Linux 2.6.24.4 でテレビ録画

    ついに Linux 2.6.24 で I-O DATA 製 ハードウェア MPEG-2 エンコーダ搭載TVキャプチャボード GV-MVP/RX2W (2006年7月5日生産終了) が標準カーネルのままでテレビ視聴が可能になった。 もはやカーネルのバージョンを上げるたびにパッチを当て直す必要はない。 仕様が公開されていないハードウェアを解析してドライバを開発し、 それを標準カーネルにマージすべく働き掛けた方々の努力に敬意を表したい。 この TVキャプチャボードのおかげで、 私はリアルタイムでテレビを視聴する習慣を無くすことができた。 録画したものを見れば「飛ばし読み」や「斜め読み」が可能だし、 1TB のディスクに録りだめしておいて優先順位をつけて見ることもできる。 ニュースやスポーツ以外であれば放送日に見る必要はそもそもないし、 下らないと判明した時点で視聴を打ち切って 別の録画した番組を

  • 仙石浩明の日記: Windows VISTA 用の更新プログラム KB943899 が原因で突然死したハードディスクを復旧させる方法

    昨日書いた 「1/9 以降、Windows VISTA 搭載 レッツノートのハードディスクが突然死する可能性がある 」を大変多くの方に読んで頂けた。 頂いたコメントで目立ったのが、 復旧方法が万人向けではない、という点。 確かに Linux 2.6.22 以上の LiveCD を自前で調達しなければならないというのは、 よほど普段から Linux を使いこなしていない限りは難しいだろう。 というわけで、 突然死したハードディスクを復旧させる「お手軽パック」を作ってみた。 もちろん無保証である。 いかなる損害が発生しても私は何の責任も負えない、 ということに同意して頂けるかたのみに対して使用を許諾する。 まず、この zip アーカイブ をダウンロードして、 USB メモリへ展開する。 以下の例では USB メモリが「ドライブ D」になっているが、 実際の USB メモリのドライブ名で読み替え

  • 仙石浩明の日記: La Fonera をディスクレス (flash less) ブートする

    あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 La Fonera (La Fonera+) のブート・ローダ RedBoot は、 TFTP サーバに置いたカーネルを load して起動することができる。 したがって、 TFTP サーバから load したカーネルで root ファイル・システムを NFS マウントすれば、 フラッシュ・メモリを使わずにブートすること (ディスクレス・ブート、というか flashless boot) ができる。 La Fonera のようなルータをディスクレスにして 何が嬉しいのかと思う人もいるかもしれないが、 ルータのように常時ネットワークにつなぐものだからこそ、 ネットワークにつないでいないと使えないという ディスクレス最大の欠点が欠点にならないわけで、 むしろルータこそ積極的にディスクレスにすべきではなかろうか。 ディスクレス化するこ

  • 仙石浩明の日記: La Fonera+ へ ssh でログインする (3) root イメージの改変

    前回抽出した ROOT ディレクトリ を改変する。 真っ先に変更すべきなのは /etc/inittab で、 以下のように 1行挿入して /bin/ash が立ち上がるようにしておく。 これだけで、 シリアル・コンソールでシェルが使えるようになる。 --- ROOT.org/etc/inittab 2007-06-19 03:47:32.000000000 +0900 +++ ROOT/etc/inittab 2007-12-15 10:28:06.317233846 +0900 @@ -1,2 +1,3 @@ ::sysinit:/etc/init.d/rcS +ttyS0::askfirst:/bin/ash --login #::respawn:/sbin/monit -Ic /etc/monitrc この変更だけでも、 La Fonera+ がいじり放題になるので、 改変ファームウ

  • 仙石浩明の日記: La Fonera+ へ ssh でログインする (2) root イメージの抽出

    La Fonera+ の場合、 全てのソースが公開されているわけでは無い (例えば fonsmcd などが非公開)。 したがって La Fonera+ の機能を出来るかぎり損なわずに ファームウェアの改変を行なうには、 ソースから全てをビルドすることを目指すよりは、 純正ファームウェアの root イメージを入手して、 それをベースに改変を行なう方がよい。 純正ファームウェアの root イメージを入手する方法としては、 La Fonera+ をディスクレス (フラッシュメモリレス?) 起動させて フラッシュ・メモリの内容を丸ごとコピーする方法がまず考えられる。 実際、私はこの方法で La Fonera+ のフラッシュ・メモリの内容を抽出したのだが、 La Fonera+ は 純正ファームウェアがダウンロードできる。 わざわざ実機からファームウェアを抽出しなくてもいいのでお手軽である。 そ

  • 仙石浩明の日記: La Fonera+ へ ssh でログインする (1) flash への書込み

    FON ソーシャル・ルータ La Fonera+ へログインするのは、 La Fonera のときほど容易ではない。 La Fonera はシリアル・コンソールでシェル (/bin/ash) を使えたので、 dropbear (ssh サーバ) を立ち上げるだけで、 ssh でログインできるようになる。 しかし La Fonera+ はシリアル・コンソールをつなげても シェルが動いていないので、 Linux 起動後はコンソール出力を眺めることくらいしかできない。 ログインできないようにしてあると、 余計にログインしたくなるのは人の常であるようで、 すでに多くの方が挑戦し 成功しているようだ。 基的には、 ファームウェアを書き換えてシリアル・コンソールを 有効にしてしまえばいいだけのことであるが、 いかに La Fonera+ の機能そのままに、 シリアル・コンソールだけ有効にするかが肝で

  • 仙石浩明の日記: La Fonera を買ってシリアル・ケーブルをつないでみた

    FON から無料キャンペーンのお知らせが来たので、 土曜日に秋葉原の九十九電機へ行ってラ・フォネラ+を ?台買ってきた。 一台 1000円。 以前から La Fonera+ に興味はあったのだが、 3800円はチト高いなぁと思って手を出さずにいたので、 この機会に是非入手すべく、朝早く (といっても 10:00 ごろだが) から店頭へ。 ツクモ パソコン店には開店前から行列ができている。 店の整然とした並びとは対照的に、 DOS/V パソコン館では La Fonera+ の棚の前に無秩序に人が群がっている。 私は大阪人なので、並ぶのはニガテである。 なので DOS/V パソコン館の前で開店を待つことにする。 ちなみに、 ツクモケース王国や 12号店は開店時間が 11:00 なので誰も並んでいない。 10:30 開店の合図と同時に La Fonera+ 目指して飛びかかる客数人 (^^;

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