学校の歴史の授業中、よくふしぎに思っていた。 江戸時代に外国語を話せた人は、どうやって習得したのだろう? 辞書の入手も大変だっただろうし、そもそも最初はローマ字すら見たことがなかったはずだ。 それでも蘭学者は多くの蘭書を読んだし、オランダ商人と武器の取引をしたし、宣教師から洗礼を受けた。 いったい、どうやって? 杉田玄白はオランダ語の知識なしにどうやって翻訳したのか そんな疑問を思い出したきっかけは、特許翻訳をしている水野さんによる『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』という本だ。 本書のなかでは、そもそも「翻訳=高い語学力が必須」というのは思い込みだと書かれている。 たとえば、日本語で「ジェット機」のウィキペディアを見てみると、 ジェット機(ジェットき)とは、ジェットエンジンを用い、その推力によって飛行する飛行機である。 ジェットエンジンにはターボプロップエンジンも含まれるが、ターボプロ
![「根性論」は悪だけど「継続力」は単なるスキルだから、さっさと身に着けたほうがいい。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/43e3b7f8a12f65a3421686e6e9b96cf26d01e162/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.tinect.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F05%2Fneom-OCKa0AkSyRc-unsplash.jpg)