人生100年時代に突入しましたが、「寝たきり」の人も多く、真の健康長寿をまっとうしている人は少ないと考えられていますね。 世界的に長寿時代に突入している今、健康的に年を重ねる研究が各国で行われています。 ドイツの最新「代謝」研究では、若いころから食生活で「小食」を心掛けることが健康長寿のキーとなることがわかってきました。 詳細をみてみましょう。 高齢期になってから食事療法をしても遅い? ドイツのマックスプランク研究所の報告によると、高齢期になってから食事制限などの療法を行ってももう遅く、若い時期から「小食」を心掛けないと延命にはつながらないことがわかってきました。 実験では、2歳の雌マウス(人間では後期高齢期75~80歳)800匹を使って、食事の経過を観察しました。 マウスは、以下の2つのグループに分けられています。 【A】好きな餌を食べさせる自由摂取から制限食へ変更 【B】制限食から自由