まだ『言葉が立ち上がる時』は終わりません。 4回目は「ぐずぐず」。 生きているとさまざまなことが起こり、私たちは それら一つひとつに対応していく。 時にはわずらわしい、面倒くさいと思い、投げだす こともある。 また時には、ついていけなくなりパニックになる。 柳田さんはそういう心の状態を「心の闇」と言う。 ーーーーーーーーーー 「心の闇」 【引用】 「浮かび上がる「心の闇」 生身の人間を理解するには、科学性や客観性や一般性にとらわれていたのでは、 心の深みへは入っていけない。… 感覚的に反応するもの、感情の蠢き、そういったものを排除しないで、 しっかりととらえることが、現代における人間性の回復に極めて重要…」 と、著者は述べ、続いて朝日新聞のコラム「折々のことば」の鷲田清一さんが 言う「ぐずぐずの権利」を紹介する。 ↓ 「人間としての基礎にかかわることがらは、すぐには答えの出ぬものが多い。
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