生地を糸で縫いあわせる代わりに合成樹脂で圧着したダウンが人気だ。すっきりしたシルエットが特徴だが、「圧着部分がはがれる」として、ユニクロなど一部メーカーについて、クリーニング店が受け付けを拒否するケースが相次いでいる。なぜか。 「剝離(はくり)等の事故が起きた場合の責任は負えません」。愛知県津島市の「太陽舎クリーニング店」では昨年11月から、一部メーカーの圧着式ダウンを受け付ける際、こんな趣旨の同意書にサインを求め始めた。同店の辻村卓也さん(43)は「樹脂の劣化が原因なので、いくら気をつけて洗っても剝離は防げない。でも実際に剝離すれば、お客様から『洗い方が悪い』とお叱りを受ける」。 同意を求めているもののひとつが、ユニクロが2015年に発売した「シームレスダウン」だ。軽くて暖かい上に、縫い目が少ないため羽毛がふき出さず、雨もしみこみにくいのがセールスポイントだ。同様のダウンは他社が既に売り
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