トップ > Chunichi Bookweb > ラノベのすゝめ コンテンツ批評 > 記事一覧 > 記事 【ラノベのすゝめ コンテンツ批評】 秀逸なラノベすぎる展開 裕時悠示著『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』 Tweet mixiチェック 2012年8月28日 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる、とタイトルを読み上げて、「ラノベっぽいな」と思う。これは奇妙な感覚だ。「ラノベであること」と「ラノベ的であること」の差は大きい。前者は事実で、後者は批評だ。一昔前なら、任意の文芸作品をマンガ的であると断じれば、辛辣(しんらつ)な批評となり得た。マンガが文化として成熟し、活字文化と対等になりつつあるとの現実認識が、その辛辣さを切実なものとした。 同じことが今、ラノベ的という言葉にも当てはまる。権威ある文学賞もベストセラーを狙うビジネス書も、ラノベ的であることへの目配りを忘れない。かのソフトバンク
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