プロボクシング亀田大毅選手の世界タイトル戦で使用するグローブをめぐってトラブルになり「暴行を受けた」などとして、日本ボクシングコミッション(JBC)の男性職員が、亀田選手の兄の興毅、弟の和毅両選手ら亀田ジム関係者4人を相手取り、1千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。訴えは6日付。 訴状によると、興毅、和毅両選手ら4人は、昨年9月3日に高松市内で行われた大毅選手の世界タイトル戦で、対戦相手が亀田ジム側の希望する日本製グローブを使わずにカナダ製の使用を決めたため、男性職員に抗議。男性職員が会見室から退室しようとするのを妨害し、興毅選手が「おかしいじゃないか」と脅し、和毅選手が首や肩を数回小突くなどした、としている。 原告側によると、タイトル戦は対戦者それぞれが希望するグローブを使える契約内容だった