ブックマーク / slib.net (3)

  • 恋人の骨

    今唯ケンタロウ この作品は2002年の夢の記述を元にした短編小説作品です。 僕の恋人は、すらっとして背が高く、長い髪、顔立ちも整った人で、ある家のお嬢様である。普段はとくにいわゆるお嬢様らしい格好をしているわけでもないけれど、育ちのよさ、上品さはにじみ出ている。この日のデートも、ジーパンに薄いシャツというラフな格好だった。 僕らは川辺の丘にある公園に来ていた。とりとめのない休日のデートにとりとめのないやりとりや会話が、今の僕にとっての幸せだし、彼女にとってもそうだろう。二人はすでに思い込みとか勘違いを越えたところで、明らかに、お互いをわかり合えていた。 1 恋人達のいる丘 今は夕暮れも過ぎようとしている。ちろほろと浮かぶ雲には黒と橙が入り混じって、その合い間あちこちに薄い星が出ている。 二人は緩い傾斜の草地に寝そべって、しばらくの間それを眺めた。もう一度起き上がった時には既に暗くなって、丘

    恋人の骨
    nyrlthtp
    nyrlthtp 2019/09/17
  • 星空文庫

    小説を中心とした文芸作品のインディーズ図書館。また各種小説投稿サイトや掲示板、ソーシャルサービスでの活動の補助としてご利用頂けます。

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    nyrlthtp 2013/02/28
  • 『うちの母ちゃん凄いぞ』 2chまとめ 編

    くず子 作 2chまとめ 編 母ちゃん48歳、自分23歳。 オヤジの借金で家に乗り込んできた893相手に「そんな雷おこしみたいな髪の毛して!恥ずかしくないの!?」と罵倒して追い返した事のある母ちゃん。 ありがちな、母ちゃんが死んじゃうオチや、母ちゃんが病気しちゃったオチはないけど、ちょっとお前らに母ちゃんを自慢したかったのでスレ立てた。 中卒ニート 自分は3人兄妹。3つ上の兄と、7つ下の妹に挟まれた真ん中。 母ちゃんはどこにでもいるような母ちゃん。若い俳優にキャーキャー言うし、パートから帰ってきたらオヤジにパート先の愚痴をこぼしたり、普段はお菓子なんか作らないくせに、自分や兄妹の友人が遊びにきた時だけクッキーやマドレーヌを焼いて、「いつも作ってるんだけど、今日はちょっと失敗しちゃったわぁ」とか言って焦げた手作りお菓子を友達に振舞うような、見栄っ張りな母ちゃんだ。 例えるなら、クレヨンしんち

    nyrlthtp
    nyrlthtp 2013/02/28
    なんという読みごたえ
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