台湾が設定する防空識別圏に進入する中国軍機の数が今月に入って急増していて、5日までの5日間だけで延べ150機に上っています。 台湾の閣僚らは中国を非難するとともに圧力に屈しない姿勢を示しました。 戦闘機や爆撃機など 昼夜にわたって… 台湾の国防部によりますと、台湾が南西沖に設定している防空識別圏に、4日、昼夜にわたって中国軍の戦闘機や爆撃機など延べ56機が進入しました。去年9月に国防部が今の形式で発表を始めて以来、1日に進入が確認された中国軍機としては最も多い数です。 5日は日中に1機の進入が確認されたということですが、中国軍機の進入は今月に入って急増していて、5日までの5日間だけで合わせて延べ150機に上っています。