中国、軍事行動の可能性低下 汚職原因、ミサイル燃料に水―米分析 2024年01月07日11時55分配信 ミサイルを運ぶ中国ロケット軍=2023年4月、中国軍東部戦区内(EPA時事) 【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は6日、米情報機関の分析として、中国のロケット軍や防衛産業に広がる汚職が原因で、習近平国家主席が今後数年内に大規模な軍事行動を検討する可能性は低くなっていると報じた。 ロケット軍前トップら9人解任 汚職疑惑、広範囲で関与か―中国 一方で米情報機関は、最近の汚職摘発は習氏の共産党内での統制力が依然強固なことを示していると説明。汚職撲滅や規律向上を通じ、中国軍の長期的な戦闘準備に取り組んでいると指摘した。 米情報機関は汚職に関連した不正として、ミサイルに燃料の代わりに水を注入していたことや、中国西部に配備したミサイル格納庫のふたが正常に機能しないものだったことを挙げているという
![中国、軍事行動の可能性低下 汚職原因、ミサイル燃料に水―米分析:時事ドットコム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b68dad13bdf83faa895ef528e10db161dc5a7013/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jiji.com%2Fnews2%2Fkiji_photos%2F202401%2F20240107ds44_o.jpg)