大地震で道路などが寸断し陸上からの被災地支援が困難になった場合を想定して、海上保安庁や自衛隊などが海上から支援物資を陸に揚げる訓練を茨城県大洗町で行いました。 この中で沖合700メートルほどの場所にいる海上保安部の巡視船に、陸上自衛隊の水陸両用車が接近し支援物資を受け取ったと見立てて、水陸両用車が海岸に戻りました。 そして、陸にあがると待機していた警察の車両に誘導されながら目標の地点まで移動し、悪路でも走行可能な特徴を生かしながら物資の輸送を円滑に行う手順を確認していました。 陸上自衛隊施設学校の村田美佐紀1等陸佐は「孤立地域が発生する形態はさまざまだと思います。沿岸部からの輸送路が確保された状況に備え、しっかり訓練していきたい」と話していました。 また、茨城海上保安部の佐々木祥警備救難課長は「能登半島地震では陸上の交通が遮断されたので今回の訓練のように関係機関と連携し、効率的に支援物資の
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