6月27日、安倍晋三首相は党首討論で、来年10月の消費税率引き上げについて「リーマン・ショック級の出来事がない限り、予定通り行う」と述べた。写真は衆院予算委員会で昨年7月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai) [東京 27日 ロイター] - 安倍晋三首相は27日の党首討論で、来年10月の消費税率引き上げについて「リーマン・ショック級の出来事がない限り、予定通り行う」と述べた。子どもを産まない方が幸せという考え方は「勝手なこと」とした自民党の二階俊博幹事長の発言に関しては「産むか産まないかは第三者が口を出すことではない」との認識を示した。 経済財政運営に関し、首相は、経済成長と財政健全化の両立を目指すと重ねて強調した。「国の税収は60兆円も視野に入ってきた。経済の好循環を実現しながら財政を健全化したい」と語った。 消費増税時に子育て支援を拡充する考えも併せて示した。二階幹事長の発