TwitterもFacebookも使えない言論統制が行き渡った中国国内では無敵の共産党政府も、自由な情報が手に入る香港では批判の対象となります。とはいえ、香港デモの中でここまで中国政府、中国共産党が批判されているとは思いもしませんでした。衝撃的な世界が広がっていました。 香港が変わる、中国が変わる、世界が変わる瞬間という気がしました。迷いはありましたが、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンが2019年11月にデモの現場を含め香港を見てきた様子を報告します。その中でもこの記事では、香港デモに賛同する立場の人たちが残した言葉と張り紙を取り上げます。 ◆はじめに 発端は逃亡犯条例改正案でしたが、現在は「五大要求」の達成を求める民主化デモへと形を変えています。 デモ隊が求める五大要求は、 1:逃亡犯条例改正案の完全撤回 2:対デモにおける香港警察の取り締まりを問う独立調査員会の設置 3: