沼田高(本多勝校長)と渋川高(中沢政幸校長)の生徒がスポーツや文化種目で競う「第36回定期戦」が2日、群馬県沼田、渋川両市の両校を会場に開かれた。沼田高が沼田女子高と統合し、2025年度に男女共学の新しい「沼田高」になるため、切磋琢磨(せっさたくま)してきた男子高同士の定期戦は今回で最後。両校計約960人の生徒が12種目で競いながら交流を深め、半世紀に及ぶ恒例行事に終止符を打った。 沼田高の生徒は赤色、渋川高は黄色と、定期戦に向けて用意してきたオリジナルTシャツを着て参加。サッカーやソフトボール、卓球など運動種目のほか、将棋やオセロといった文化種目を含めて学年対抗で争った。個別競技が終わった昼過ぎの段階では沼田高が一歩リード。得点配分が大きいリレーや綱引き、長縄跳びの結果が勝敗を左右することから、両校生徒は一段と力を振り絞った。 沼田高で行われた閉会式では、生徒が一斉にクラッカーを鳴らして
![半世紀に及ぶライバル対決に終止符 群馬の沼田高と渋川高、最後の定期戦 | 上毛新聞社のニュースサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/55bde8729f3cf13b2a131459f9daea9aaef85c6e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjomo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F0%2F-%2Fimg_4072e350d05d3612b3fbbd3402b7260c31540.jpg)